東山動植物園は半日で回れる?おすすめコースと所要時間を解説!

  • 2025年4月19日
  • 2025年5月18日
  • 旅行

はじめに

東山動植物園は名古屋市にある人気観光スポット。動物園・植物園・遊園地が一体となった広大な施設ですが、「半日でも楽しめるの?」「限られた時間で回れる?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、東山動植物園を半日(約3〜4時間)で効率よく楽しむ方法を、見どころやモデルコースとともに解説します。おすすめの情報をぎゅっとまとめました。


東山動植物園の基本情報と全体の広さ

東山動物園

東山動植物園は、動物園・植物園・遊園地・スカイタワーなどから成り、敷地面積は約60ヘクタールと非常に広大です。

  • 動物の種類:約450種(令和6年4月時点)
  • 植物園の見どころ:四季折々の植物や温室、日本庭園
  • 遊園地:小さなお子様向けのアトラクションが中心

一日かけてもすべて周るのは難しいですが、見どころを絞れば半日でも十分楽しめます


半日で回るためのポイント

東山動物園

1. エリアを絞る

東山動植物園は「動物園エリア」「植物園エリア」に大きく分かれています。

半日で回るなら、どちらか一方に絞ったり、メインで周ったりするのが効率的です。

見どころ満載で大人から子供まで楽しめる「動物園エリア」に絞るのが良いと思います。

「動物園エリア」「植物園エリア」「スカイタワー」をすべて歩いて周ったことがありますが、歩くだけでも1時間くらいかかりました。

東京ディズニーランドよりも広く、すべて歩いて周るとなると体力が必要です。

動物園も植物園を行きたいなら、動物園と植物園との間をスカイビュートレインを利用しましょう。

2. 見たい動物を事前にチェック

事前に公式サイトや園内マップで「見たい動物」を決めておくのがおすすめです。

移動距離と時間の無駄を減らせます。

東山動物園の園内マップはこちらからご覧いただけます。

おすすめ人気動物:

  • ゴリラ(イケメンで話題のシャバーニ)
  • コアラ(国内でも貴重)
  • コツメカワウソ
  • アジアゾウ
  • キリン

正門を入ってすぐのところ(左側)にスカイビュートレインの乗り場があります。

正門をまっすぐ歩いて行くと、インドサイやアジアゾウ、コツメカワウソがいる本園エリアがあり、そこを抜けると、ライオンやコアラ、ホッキョクグマがいるエリア、さらに進むとボートハウスがある上池があって、その奥に植物園エリアがあります。

3. 開園時間に合わせて行く

開園直後に入園すると、混雑も少なくスムーズに回れます。

午後から予定がある方でも午前中に効率的に楽しめます。


半日で楽しむモデルコース(動物園中心)

東山動物園

所要時間:約3〜4時間

9:00 東山動物園の正門から入園して本園を見学

【地下鉄東山線】東山公園駅から徒歩5分ほどで東山動物園の正門に到着。

公共交通機関で行く場合は正門から入ることになります。

正門からすぐのところにあるのが本園です。

インドサイやコツメカワウソ、アジアゾウ、スマトラトラ、ライオンなどを鑑賞できます。

本園の半分ぐらいをゆったりと見て周って1時間ぐらいが目安です。

10:00 ゴリラ・チンパンジー舎がある北園へ

人気のシャバーニに会えるエリア。ゴリラやチンパンジー、カバなどの動物に出会うことができます。近くには小規模な遊園地もあります。

本園に比べて規模は小さく、30分ぐらいあれば一通り見ることができるでしょう。

10:30 東山スカイタワー

北園のすぐ近くには東山スカイタワーがあります。こちらは展望台になっていて名古屋の街並みを一望することができる人気スポットです。滞在時間目安は30分。レストランもあるので時間があれば食事をするのもありだと思います。時間に余裕があればこちらにも立ち寄りましょう。

11:00 本園に戻る

本園に戻ってホッキョクグマやキリン、コアラなどがいるエリアを鑑賞します。この動物たちがいるのは本園の植物園よりの場所です。

11:30 軽食&休憩(園内カフェまたは持参のお弁当)

園内になるメゾンドヴェール(食事処)や広場でランチを楽しみましょう。東山動物園内には食事ができるお店やキッチンカーがあるので食事には困りません。

※時間に余裕があれば、そのまま歩いて先に進んでいって植物園を見学しましょう。植物園を見学したあとはスカイビュートレインに乗って正門に戻ることができます。

13:00 お土産&出口へ

お土産ショップ「ようこそ!ズーボの森」などでお土産を購入し、正門から出場しましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 植物園と両方回るのは可能?

A. 1日あれば可能ですが、半日だとかなりきついです。体力と時間に余裕があれば可能ですが、駆け足になります。植物園は坂道が多く、ゆったり見るには別日がおすすめです。

Q. ランチはどうする?

A.動物園内には数カ所のイートインコーナーや屋台があります。東山スカイタワー、植物園にもレストランがあるので食事場所には困りません。またお弁当の持ち込みができるので、無料休憩所や芝生広場などの場所で飲食できます。

Q. 雨の日でも楽しめる?

A. A 雨の日でも動物たちの鑑賞はできます。自然動物館や世界のメダカ館、コアラ舎のような屋内施設を中心に周るのもおすすめです。


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まとめ

東山動植物園はその広さから「一日がかり」と思われがちですが、半日でも十分に楽しむことが可能です。ポイントは、エリアと動物を絞って効率よく回ること。旅行の合間や午後の予定がある日でも、動物たちとの触れ合いをたっぷり楽しめます。